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MONOSASHI​って?

HI合同会社インターン・松井瞳(以下松井)

HI合同会社でMONOSASHIメディアという新しいメディアがスタートするということで、MONOSASHIってなんなんだろうということについて、皆さんとお話ししていければなと思います!

 

一同

よろしくお願いします!

松井

MONOSASHIは、私が依文さん(HI合同会社代表)にモノサシ(物差し)についてのメディアを作りたい!ということをお伝えして、じゃあ会社でやってみよう!ということで誕生しました。

まず初めに、私の思いや私がMONOSASHIを考えたきっかけを話していきたいと思います。

19年生きてきた中で、他人と比べるものだったり、自分の評価を付けてもらうことだったり、いろんなモノサシがあって。小さい頃のいい子か悪い子か、これをしてはいけないとか、といったモノサシから始まって、中学生になってからはだんだんテストの点数などというモノサシができてきたり。どの大学に入るかも、偏差値という数字で決めたり。そういう数字という分かりやすいモノサシもあれば、私が行動を起こすと、「ひーちゃん(松井)は意識高いね!」という言葉をかけられるような、目に見えないモノサシもあったりして。

数字や他人からの言葉といったモノサシに囚われているのが、すごく窮屈だなと思う時がありました。その時に自分の中で大切にしたいことだったり、これだけは自分で良いと思ったら、最後まで良いって貫きたいっていう想いがあるなと思ったんです。自分の行動とか、やってきた事を評価したり、いわゆる自己評価というものができたらいいし、それをもっと大事にしたいなって。そう思った時に他の人がどんなモノサシを持っていて、どんなモノサシで自分を見つめているのか気になりました。私もまだ自分のモノサシを持っていないので、自分のモノサシを手に入れていくためにも、いろんな人のモノサシを聞きたいなと思ったことがきっかけです。

HI合同会社代表・平原依文(以下平原)

素敵ーー!!

初めから気になっていたのが、この伝えないメディア。

メディアって伝えることが、イメージとしてある中で、どうして伝えないメディアという言葉を選んだんですか?

松井

伝えるって一方的な感じが自分の中にあって。一方的に情報を発信するものではなくて、それを受けとった読み手が、プレゼントをもらったかのような、贈り物のような。伝えたいというよりも「届けたい」というイメージが私の中であったんです。MONOSASHIをきっかけに、情報を手に入れただけではなく、自分はどうかな?読者にとって、何か新しくモノサシを意識してみるきっかけになるようなメディアになればいいなと思って、あえて「伝えないメディア」を考えてみました。

お二人に聞いてみたいんですが、モノサシというワードを聞いた時に今までどういうモノサシがあったかなとかそこに対する思いとかありますか?

 

HI合同会社インターン・平松沙和子(以下平松)

測られてるなって言うのは、みんな感じていると思います。小さい頃から、目に見えるのもそうだし、やってることに対してとか。私だけのもののはずのところが、知らない誰かに良い悪いを評価されているとか、私もひーちゃん(松井)と同じようにいろんな場面で感じることがあって。そうすると、私の中の良い悪いが他の人から決められるものなのか、自分で決めていいものなのかが曖昧になってきて、だんだんその感覚がどんどん大きくなってきてるなってすごく感じていました。1つ自分の中で他人のいい悪いじゃなくても、これだけは自信を持って選択できる、自分の選択に自信を持てるとか、そういうものはモノサシ として持っていなきゃいけないし、それを MONOSASHIで考えることでちゃんと確立できるかなと思います。

あ、MONOSASHIの説明になっちゃった笑

 

松井、平原

最高最高!

平原

自信がつくみたいな話が出てたと思うんだけど、いいちゃん(HI合同会社インターン・飯塚)が18歳の意識調査っていうのを出していて。日本はずっと先進国の中で自己肯定感が低いっていう風に順位づけられてたと思うんだけど、関連するところがあるのかなって思ったんです。

 

松井

確かに自己肯定感っていうと、何なんだろうって思いますが、今さわちん(平松)が話ていたように、自身のある選択をできているか、納得感っていうものに近いかなって思っていて。自分がやってきたことだったり、自分そのものに対して、これでいいんだっていう自信とか、私は高い方だと思うんです。でも周りにすごい悩んでいる人はいるなって思ってて、やっぱり自信だったりとか、自分の事を好きになれる人がもっと増えた方が、多分もっと世界がハッピーになるし、っていうのをすごく思います。

 

平松

自己肯定感、確かに、、、。

自分を認めてあげるに値するかなって思っているんですが、認めてあげるってめちゃめちゃ難しくて!それこそ他の人のモノサシと自分の モノサシがあるということを話しましたが、今の世の中は他人が自分を評価するモノサシに目を向けてるのかなって感じます。例えば、他の人からいいって言われてるから、自分を認めてあげられる。でも、その モノサシに目を向けてしまうと、つい他人と比べてしまったり、自分らしくいられなくなってしまうのかなって思っていて。素直に自分のことを認めてあげられない。だから、日本の自己肯定感も低いのだと思います。

 

松井

「比べる」ということを今さーちん(平松)が触れてくれたけど、どうしても相対評価みたいな部分に安心する時もあるけれど、今の世の中は相対評価で出来上がりすぎている感じがよくないのかなって思います。

だからって、今あるモノサシがなくなればいいというよりかは、それとは別に自分を受け入れられるような、軸だったり、メモリだったり、基準があるといいのかなって今話していて思いました。

平松

依文さんは海外経験も豊富ですが、海外と日本では違うモノサシがあると感じますか?MONOSASHIエピソードを聞いてみたいです!

平原

ありますね。カナダに行った時の話なんですけど、欧米の方には「アジア人は数学ができる」っていうモノサシがありました。でも、私は数学ができないってなった時に、「アジア人なのになんで数学できないの?」と言われる機会が多くて、自分の中でも「なんでアジア人なのになんでできないんだろう?」というふうに悩まされていた時期があります。

でも、一回視野を広げて、数学以外に目を向けてみた時に、歴史や地理に関してはすごい点数がよくて、自分自身も「楽しい!もっと勉強したい!」って思えるということに気づいたんですね。その時に、別に数学算数ができなくていいんだと、ということに気づいて、そういう自分のコンプレックスが、コンプレックスじゃなくなった瞬間をカナダにいた時に感じました。

松井

今の話を聞いてて、前半の「アジア人は数学ができる」部分は他人と比べた時の モノサシだけど、後半の「もっと勉強したい!」って思える部分が自分だけのモノサシなのかなっていうふうに感じました。

 

平原

この時に自分の興味に気づけて、もっとここを極めたいなって思えるようになったかな。

もう一つ思い出したのが、小学校のエピソード。小学校の頃テストで100点取れた時はすごい嬉しかったけれど、きっとそれは頑張って勉強したからだと思います。例えば、小学校の時にジュゲムの演劇をみんなで作った時も、最後親御さんたちが拍手を送ってくれた時、それがすごく嬉しかった。きっとそれは、成功したという結果もそうだけど、演劇をする過程でみんなで練習したり、セリフ覚えたり、結果に至るまでのプロセスが自分の喜びや自信に繋がったのかなって思います。

平松

確かに!過程を見れば、自分に自信を持ちやすくなるかもしれない。それこそ、自分だけが知っていて、認められるものだから。

 

松井

過程を測るモノサシって今ないなって改めて感じました。

だからこそ、過程の中の努力は比べられないから、そういうモノサシがあればいいですよね。

 

平原

物事を行う過程というのは自分しか知らないし、結果がどうあれ、頑張ったことが大切じゃないですか。もしテストの点数が低かったり、失敗したりしても、その過程は一生ものだと思います。そして、失敗しても、成功を工夫しようと、新たに一歩を踏み出せる!

 

松井

そう思います。結果が失敗したとしても、それはおそらく今あるモノサシで測ったときに失敗ってなってしまうと思うんですよね。でも、過程だったりとか、自分の中のモノサシでみた時に、「あ!これはよかったやん!」「結果がどうあれ次頑張ろう」って、背中を押してもらえるような気がします。

平原

なんか、人ってもちろん、どこどこで優勝しましたとか、営業で一位取りました、大学受験合格しました、もちろんすごいことだけど、でもその人の凄さを表すものってそこに至るまでの過程で、すごい共感を生む、こんな苦労があって、こんなに練習して、そう言う自信を持って、話せる人がもっと増えればいいなって思いました。

平松

自信を持って自分の努力とか、話せないですよね。

「私はこういうことやってきて、これだけ頑張ったから、今に至ります」ということをみなさん言えていますか?

 

松井

言えてないと思う。

まずは自分のモノサシを自分の中で考えたりだとか、感じるところから初めて、それを次は共有して、シェアしていく。それを受け取った人が、そういうモノサシもあることに気づいて、自分のモノサシを探求する。

モノサシ事態を評価にするのはダメだと思うので、新しくいろんな モノサシを知って、どんどん自分の中に取り込んでいって、自分のモノサシを作れたらいいなと思います。

 

平原

そんな意味になるんですね!

 

松井

なります!!!

 

平松

これを読んで、その後の選択が変わる人もいそう。

これから何かを選ぶときに、他人のモノサシではなく、自分のモノサシで測れば、自分だけの選択になるというか、自分らしい生き方ができるような気がします。

 

平原

自分の人生って、やっぱ自分がハンドル握らないといけないと思うし、その後、「うわ〜」ってぐらつかされた時も、ぐらつかないように、「大丈夫!」っていえるのも自分だから、そんな自分だけのモノサシがあったらいいなって思う

 

松井

そうですね。だからMONOSASHIは、自分だけのモノサシを手に入れる、見つけるためのメディアにしていけたらなと思います!

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